三浦 しをん
三四郎はそれから門を出た
しをんさんの、雑誌に掲載されていたエッセイをまとめたもの。
半分以上は、その「読書好き」が滲み出た、愛の書評でした。
すごく面白く読めました。
なんとなく日常や、その考えに親近感を覚える身としては、とても読みやすくて楽しい!
そして笑わせてもらった…。
あとがきに、
「書評とは、愛の表明であるべきである」
と書かれていたのを見て、まったくその通りだと納得する反面、あまり実行できてないことにうろたえたのでした(^^; いや、愛はあるんだけどね。それがちゃんと伝わっているかは難しいかも。もっと精進すべきなのでしょう。